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東北地方

各県

東北地方は全部で6つの都道府県からなっています。北に青森県、南に福島県、その間に縦横それぞれ2列に秋田県、岩手県、山形県、宮城県が並んでいます。

地形

東北地方は西と東は日本海と太平洋に囲まれており細長いです。日本一長い奥羽山脈が背骨のようにそびえており、その奥羽山脈を挟んで日本海側(西側)に出羽山地が、反対の太平洋側(東側)に北上高地がたち並んでいます。奥羽山脈の真下を那須火山帯が貫いているため火山が多いので温泉も多いです。火山活動によってくぼんだ窪地に水が溜まりできたカルデラ湖が目立ちます。カルデラ湖で有名な十和田湖はヒメマスの養殖に成功しました。秋田県の田沢湖は日本で最も深い湖で最大深度423.4mで、この湖もまたカルデラ湖です。
 
山が多く平野や盆地が点在しています。青森県の津軽平野、秋田県の秋田平野、「かまくら」で有名な横手盆地、岩手県の北上盆地、そして宮城県の仙台平野と福島県の福島盆地、会津盆地、郡山盆地など、スケールの大きな山を背景に平地や盆地を眺めることができます。
三陸海岸はリアス式海岸を形作っています。
 
また川は東北一の大河である北上川や松尾芭蕉の紀行文『奥の細道』に登場します。福島県から仙台平野には阿武隈川が流れています。日本海側は米代川や雄物川、また最上川が流れています。最上川は熊本県の球磨川、長野県・山梨県。静岡県を流れる富士川とともに日本三大急流の一つとされています。

気候

奥羽山脈が真ん中にある影響で、太平洋側、内陸、日本海側の地域それぞれが典型的な気候になっています。太平洋側は夏の降水量が多く、日本海側は冬の降水量が多い。そして、内陸は降水量が少なく、夏と冬の気温の差が大きいことが特徴です。東北の特徴は太平洋側の一部を除き豪雨地帯であることです。秋田県や山形県の日本海側では、暖流の対馬海流から山を越え、乾いた暖かい風が吹く影響(フェーン現象)で夏は暑くなります。
しかし沖合を流れる寒流の千島海流の影響で、夏の気温が上がらず農作物に影響を与える「冷害」が不作を心配させています。

歴史

かつて日本の中心であった近畿から離れているため、中央政府と自治と争い志を遂げられず果てた英雄が多いのが特徴的です。
 
平安時代には征夷大将軍 坂上田村麻呂の遠征をはじめ、朝廷軍の遠征が何度もありました。平安時代初期の蝦夷の軍事指導者アテルイは、789年に胆沢に侵攻した朝廷軍を撃退しましたが、坂上田村麻呂に敗れて処刑されました。
 
そして中世には大規模な合戦が起こります。1051年東北地方の豪族である安倍氏が反乱をおこしました。
安倍氏は蝦夷の州長でしたが、10世紀頃には今の岩手県のほとんど全部を支配するようになりました。
そこで、陸奥国(青森県・岩手県・宮城県・福島県)の国司が、数千の兵を率いて抑えようとしましたが、かえって安倍氏が圧勝しました。
そして朝廷では、源頼信の子の頼義を将軍にして、安倍氏を討たせることになりました。頼義の強いことを知っていた安倍氏はたちまち降参しました。
ところが、頼義が京都へ帰ろうとしたとき、頼義と安倍氏が、再び戦いを始め、蝦夷の州長である清原氏の助けで、ようやく勝つことができました。
これを「前九年の役」といいます。
 
前九年の役から20年ほど経って、この地に入った清原氏に内部分裂が起こります。義家は、その一方の清衡を助け五年かけてこの争いを鎮めました。これを、「後三年の役」といいます。
 
その後この地域は陸奥国、岩手県平泉を中心に一大勢力を誇る藤原三代と呼ばれる藤原清衡、その子の藤原基衡、さらに息子の藤原秀衡が藤原氏の時代となります。
この平泉の栄華と文化を今に伝えているのが「中尊寺金色堂」で、金箔を使った清衡建立の建物は国宝に指定されています。中には藤原三代に加え藤原泰衡の4人のミイラが安置されています。
 
戦国時代から安土桃山時代にかけても、この地では多くの武将が誕生し、最も有名なのは伊達政宗です。
 
そして幕末には「奥羽越列藩同盟」が起こりました。当の朝廷の名に従い京都守護職を引き受けて会津藩主の責任を果たした松平容保(たかもり)が、薩長と対立したために「朝敵」として新政府からの攻撃対象とされてしまいます。江戸幕府最後の将軍徳川慶喜の大政奉還のクーデターにより、酷い仕打ちを受けた末、新政府軍圧力に対抗するために結成された同盟です。
 
その後、会津藩は孤立し、それでもなお兵力や武器においてははるかに勝る新政府軍と戦いました。
明治維新という大きな時代の流れの中で、ふるさと会津を守るという気持ちで戦場に赴いた16-17歳の白虎隊の悲劇が今に伝えられています。
 

農業・漁業

東北地方は米作りが盛んなことで知られています。
東北地方全体の耕地面積は全国の面積の約2割を占めています。
耕地のおよそ7割りが水田で、米の生産量は全国生産量の4分の1です。特に宮城県、秋田県、山形県の3県は耕地の8割りが水田で広大な稲作地帯になります。東北地方の太平洋側に吹き付ける「やませ」という北東の冷たい風の影響で、今までに不作に見舞われました。耕地整理や品種改良、技術革新による機械化などがすすめられ、年々、稲の成長が順調で豊作が続いています。
 
しかし、最近は日本人の米消費量が低下しており、豊作が続いていることですべての米が消費されず「米余り」という状況になっています。果樹栽培も活発で、りんご、さくらんぼ、ももなどが高い生産量を誇ります。
太平洋岸では漁業が盛んで八戸、宮古、石巻などの漁港にはたくさんの水揚げがされます。

交通

東北地方の工業の発展を促したのは、東北自動車道、東北新幹線の開通でした。東北自動車道は1973年に福島県内から続々と各区域で開通し、減税では青森県までつながっています。新幹線は現在東北新幹線が東京駅から青森県の八戸駅まで開業しています。さらに青函トンネルを通って北海道新幹線の新函館駅に接続されています。

観光

東北地方は青森県から秋田県にかけてまたがる白神山地は人の手が加えられないブナの原生林があり、世界遺産に認定されています。
また宮崎県の松島湾には日本三景の一つである松島があります。
東北地方は祭りの宝庫と呼ばれており、長い歴史の中に生活に根ざした伝統ある祭りが各地にあります。特に8月に行われる祭りは盛大で、青森市のねぶた、秋田市の竿灯、仙台市の七夕は東北の三大祭りと呼ばれています。最近はこの3つに山形市の花笠祭りを加えて東北四大祭りと呼ばれるようになりました。